勝負の日

病気療養中のお友達が紹介してくれた病院へ父を連れて行きました

父はというと、夜中の2時に目を覚まし、最初の2時間はベットでず～～～っとしゃべっている・・・私は隣の部屋で寝ているので、すぐに目が覚めた・・・4時になると今度は徘徊し始める・・・呼ぶのは私の名前ではない。前の晩にやさしく接してくれたツレの名前・・・

仕方ないので、父の部屋に行ってベットに寝かせ（誰かが側にいれば、気が済むらしい）入院に必用なものを準備し始める・・・朝からバトル・・・

ツレが仕事を午前中に休んでくれて、つきあってくれました。車に乗せるのも一苦労だったので、ほんとうに助かりました

病院へつれていけば、なんとかなる・・・って思っていた私・・・・やっぱり甘かった・・・

まず予約がないことに驚かれる・・・どんなに遅くなっても待ちます・・・と言って頑として動こうとしないので、あきらめて診察は受けられることになる

精神科は予約が基本なのですが、この病院は予約なしでも見てくれる可能性はあるのです・・・予約が当日とれないと読んで、わざと予約を入れずに病院へ直接直談判に行ったのだ

先生の診察の前のケースワーカーさんとのやりとりで、入院が必要なことはわかってもらえたが、病院は満床で、今月中の入院は無理だと言われる・・・父は全く意味不明のことばをず～～～～～～～～～～～～っとわめき散らす・・・

どうにかしなくちゃ・・・ぜったいに待てない・・・

満床で無理なら、どうにか他の病院へまわらなくちゃならない・・・私は時間を気にする・・・しかし、私の力だけでは限界がある・・・他の病院へもコンタクトをとってみたが、すぐに断られてしまった・・・・

でも、あきらめるわけにはいかないのだ・・・

ケースワーカさんに、無理を言う・・・なんとか他の病院へ回してもらえないだろうか・・・ケースワーカーさんが父の状態に同情したのか、院長先生と私たちの間をいったりきたりしてくれる

 

ものすごく時間がかかるのですが・・・・と前置きされて、他の病院へあたってくれることになった・・・最悪、長岡市になる・・・・とも告げられる・・・病院探しは父が術後あまり時間がたっていないのがネックになった・・・感染症を牽制されたのだ・・・

朝の9時には病院へ着いた・・・父は到着直後からず～～～～～っとわめき散らす・・・車椅子に乗せているがだんだん態度が横暴になってきて、おろせだの、そこへ行けだの、看護婦さんを呼びつけたり・・・・まったくやりたい放題をし始めた・・・そして、大声でずっとわめく、朝の2時からわめいているのに、どこにそんなエネルギーがあるのか・・・

たよりのツレは1時から授業だったから12時には病院を後にしてしまう・・・母はくたくたになってどこかへ行ってしまって役に立たない・・・

わめき散らす父の相手をしながら、ほんとうに情けなくて、今回初めて涙がこぼれた・・・ぜったいに泣くもんか・・・って思っていたのですが、あまりに父の横暴さに腹が立つと同時に、もしかしたら、このままらちがあかずに終わるのか・・・・って思ったら、悲しくなったのだ

病院探しは難航しているようだった・・・母は時間がかかることに文句を言ったが、そんなふうに受け入れられない患者のために親身になって病院を探してくれるところなどないことを私は知っていた・・・父の相手をしながら、母をなだめる・・・

どんなに待たされても、なんとか今日中にめどをつけないと、ほんとうに仕事をやめなくちゃならなくなる

2時近くなってやっと1つの病院が受け入れてくれることになった・・・条件は手術を受けた病院から紹介状と父の病状を詳しく書いた文章を入院時に提出できること・・・

すぐに父が手術を受けた病院へ電話をする。手術室に入る直前の主治医が捕まった・・・そして、翌朝9時に紹介状が受け取れることになったのである・・・精神病院への診察時間が10時・・・間に合う・・

次に医師の診察があった。父は相変わらずわめく・・・先生は落ち着いた様子で、話を聞いてくれて、受け入れ先の病院は短期なんですが、その後、この病院へ移す手間を惜しまないなら、話を進めてくれるといってくれる・・・ありがたい・・・この病院は老人をメインにした精神病院で、介護施設もある。できればこの病院で世話になりたいと選んだ病院だ・・・移す手間など惜しんでいることなんてないのだ・・・・

わめき散らす父にCTを撮らせ、紹介状を書いてくれて、やっと明日の行き場が決まった・・・

 

また、1つ、良い病院と出会う事ができました・・・・・ほんとうに、ありがとうございます・・・もう少し頑張れます

明日の入院にツレが授業で付き合えないため、介護士の資格をもつ友人が私と一緒に付き添ってくれることになった・・・・

 

明日が勝負の日、

絶対にやり遂げて見せます

 

タグ：ケースワーカー 良い病院との出会い 精神病院 父の病状 精神病

コメント 5

大変でしたね。barelie さんが涙を溢すならよっぽどのこと…辛かったでしょうに…受け入れ先が決まってよかった。今晩もお父様を囲って家族でバトルとなっているのかしら…でも、そうね。お父様が一番辛いのかもしれません。寝不足気味でしょうから、明日の運転、気をつけてくださいね。明日、また一歩前進しますように応援しています。barelie さん、ファイトp(^-^)q！
by ひまわり (2010-04-19 21:09) 

あまりの急展開に、驚くばかりです・・・
先日病院でお話した時のお父様はいたって普通だったのに。
お父様の頭の中で何が起きているんでしょうか。
いつも前向きなBalerieさんがこんなにへこむことは、お父様の状態はこのブログで読む以上にすごいんでしょうね。
Balerieさん、胸の中のもやもやをここで吐き出して、あまり溜め込まないようにね。
私達応援団はただ話を聞くことしか出来ませんが、いつも応援していますよ！！
by ちょう (2010-04-19 21:40) 

ひまわりさん

コメントありがとうございます！

昨日は病院でかなり刺激を受けてしまったようで、
荒れまくっていました。しかも荒れるから、みんなで無視したら、今度は完全ハンガーストライキ・・・
付き合いきれない・・・水も全くのまず、拒否のポーズをし続ける・・・
薬も飲ませる事ができず・・・・

やっとこさ睡眠薬だけ口を無理やりあけてさせて、犬に薬を飲ませるように放り込む・・・
でも、寝てくれたの5時間だけでしたね
by Balerie (2010-04-20 20:53) 

ちょうさん

コメントありがとうございます！

そうなんですよね・・・ちょうさんと父が話をしたときは、普通でしたよね・・・
父が毎日つけている日記を読みましたが、そのことが書かれていました
ところがその翌日から文体が変化し、精神的に悪化していった様子が伺えました・・・

老人に手術は大きな負担になったんだ・・・と思いますが、
本日無事に入院できてほっとしました

少しでも回復してくれたら・・・・って思います
by Balerie (2010-04-20 20:56) 

つなみさん
dorobouhigeさん

御訪問とnice!をありがとうございます！
by Balerie (2010-04-20 20:57)