娘のスキー教室 [生活雑記]
今日は新潟ではお日様がみえるというありがたい予報
私は完全回復・・・とまでは行かないけど、普通に生活できるようになりました。昨日、昼間あ~~~んなに寝たから夜は寝られないのかと思ったけど、爆睡・・・朝になって、もう一度寝ていいよ~って言われたらまだ寝られる・・・人間ってほんと、調子悪いと寝て体を治すんだ・・・とナットク・・・今までは薬で散らすことが多かった・・・でも、薬は極力使わない・・・
だいたい薬は対処療法だから、細菌やウイルス感染は薬じゃ治らないんだよね~あとは体が細菌やウイルスをやっつけてくれるのを待つのみ・・・・
娘は土日を含めて、月曜日、火曜日がお休み・・・・それはスキー合宿のため・・・・
インフルエンザの潜伏期間3日間の期間に学校へ来ることを許さず、スキー合宿に命をかける娘の高校・・・ってか、話を聞けば聞くほど、ありえない高校・・・・・
まず、1年生の家庭科の課題からそれは始まる
1年生全員が年末までに毛糸で帽子を編まなくてはならない・・・できないと落第なのだ・・・・どんなへぼな帽子でも、スキー合宿には男女ともその編んだ帽子をかぶって参加しなくてはならない。
娘の編み上げた帽子・・・みなから絶賛されたという・・・みんな編むことに必死で、色を変える余裕すらなかったそうな・・・まぁ、家庭科が落第点の母親から、よく編み物のできる娘ができたものだ・・・と思う・・・言っておきますが、私は編み物、縫い物が大嫌いで・・・ぜ~~~ったいにやりません。布切るぐらいなら機械で木を切っていたほうが性に合います・・・ってヤツです。
スキー合宿はほとんどの高校が1年生で実施するけど、ここまでスキーに入れ込む高校は聞いたことがありません。県立進学校の一部はスキー合宿は希望参加制にしちゃたところもあります・・・・しかし、娘の高校は違う・・・だいたい歴史が違う。スキー合宿は昭和30年から始まって、その時男子校だった娘の高校は学生服・軍手でスキーをしたとか・・・・
普通なら、だんだん先生が楽になるようにしていくはずなのです。プロのインストラクターに押し付けて、先生方はゆっくりとしているはずなのだ・・・それなのに、娘の高校は伝統を大切にしている・・・・って、どうして教職員から反対の意見が出ずにいままで続けられたのか不思議でしょうがない・・・
まず、スキー教室でインストラクターに生徒を任せない・・・すべて先生が生徒を指導するのである。班分を見せてもらったら、どの先生がどの生徒を指導するのか書いてあった・・・スキー教室は10クラスを2つに分けて実施される。体育の先生方は合宿の間、スキー教室にかかりっきりになる。そのため、他学年の体育の授業は他の授業に振り返られる。基本自習のない学校なんです。先生がお休みの時は、他の先生が必ず授業をしに教室へやってくる・・・
体育の先生だけではありません。スキー合宿に参加するすべての先生が生徒の指導の責任を負うのです。そのため、先生方は実費を払い。二泊三日で研修をうけて、資格を所得してくるのだ・・・校長ですら例外でない・・・・
校長先生、頑張ったのに初日に頭を強打して、2日目はリタイアだったそうな・・・それでもスキー合宿には引率して行くんだと・・・
しかも教頭先生は、研修の前からずっとスクワットをやっていて、2日間の研修を終えた時、どんなに若くてはつらつとしている先生でさえ、筋肉痛で死にそうになっていたのに、教頭だけピンピンしていた・・・そうな・・・・どんだけ・・・・・・
生徒は8つのレベルに分けられる。スキー合宿の間、レベル変更は一切無いから、ウソつくな・・・と言われたそうな・・・娘は当然まったくやったことのない子レベル・・・最高レベル・・・ってどんなんじゃ・・・それを指導できる先生って????
おもしろいなぁ~って思う・・・まぁ、文武両道をうたい文句にしている高校なんだけど、先生がこうやって努力している姿を知っているから生徒はちゃんとついていくんだと思う・・・だって、東大鉄板(東大確実に合格)って子が何人もいる高校ですから、先生を生徒が馬鹿にしてもおかしくないのだけど、けして学力だけで生徒を計らない
まず、家庭科の授業を落とすと、例外なく落第・・・と入学式の日に言われた・・・家庭科などの実技教科を馬鹿にするような生徒はダメだと考えられている。入学式の日に校長が言った言葉を私は忘れることができない
「毎日高校へ来ていることが素晴らしいのです。成績がどうとか、進学先がどうとか、そんなことは付属の部分です。それを親御さんは忘れないでほしいと思います」
そして、ほとんどの生徒が学校を辞めない・・・留年組みもいるにはいるが、病気療養などよんどころ無い事情がほとんどだと聞いた。
まぁ、娘はほとんど奇跡的にこの高校へ入学できたのだから、学校の授業についていってくれればそれでいい・・って思っていたので、成績云々は思ったことがない。
自分の人生を切り開けるところへ進学してくれればそれでいい・・・と思っている・・・
まぁ、そんな学校へ嬉々として通う娘・・スキー合宿も楽しい話題が満載で帰ってくるでしょう・・・
しかし、この3日間ほど昼間で寝ている・・・大丈夫か・・・このテイタラクで・・・厳しい合宿に耐えられるのか・・・まぁ、無事に生還することを願う・・・
上手に編めていますネ^^
得意な人は、レッグウォーマーや
パンツなども編んでしまわれますネ。
私には無理ですw
スキーは、したことがありません☆
怪我をすると困るということで^^;
多分、スキーといったら、
主宰先生から雷が落ちる・・多分・・^▽^:
by つなみ (2010-01-18 13:48)
お嬢様、売っているかのような帽子を編み上げましたね~!とても可愛いらしいです(o^-^o) 怪我などの無い楽しいスキー授業だといいですね(^_-) ♪学校側のスキー授業に対する熱の入れようは凄いですね。教師が一丸となって取り組み続けてきたことは素晴らしい!30年て長いですよ~。スキー授業だけに熱が入っているわけでは無いのでしょうから、これまた素晴らしい!学ぶということは、この教科だけ頑張ればいいというものではなく、学校に毎日通うこと!それがまずは素晴らしいことでありそこから全てが始まるんですものね~!毎日当たり前のように学校へ行ったり会社へ行ったり家族と一緒に過ごしたりしていますが、決して当たり前の事ではないですもの。一瞬一瞬を大切に過ごしていかなくちゃ~と改めて思いました(^o^)
by ひまわり (2010-01-18 17:45)
つなみさん
コメントとnice!をありがとうございます!
編み物できるといいですよね~生徒さんの中にはとっても上手にレッグウォーマーやバレエ用のワンピなんかを編んでいる人がいるんです~
とっても羨ましいです
バレエができる人はスキーはすぐに上手になると聞いたことがあります
そういう私も小学校以来一度もやったことがありません
by Balerie (2010-01-18 22:36)
ひまわりさん
コメントありがとうございます!
お仕事の守備はどうでしたか?ほんとうにお疲れ様です!
娘は母に似ず、手芸が得意になりました。まぁ、母ができないから自分でやらなくてはならなかった・・・っていうのが理由ですが・・・
私は母が得意だったから母に任せてしまったために、ほとんどできない人間になってしまいました・・・
娘の学校は他の学校と違ってちっと変です
普通の流れに逆らっているようにも見えます
でも、結局そういう教育が良い生徒を育てているのじゃないのかなぁ・・って最近とっても思います
毎日学校へ行くのってやっぱり大変ですよね
たくさんの課題やら人間関係のごちゃごちゃやら、部活やら・・・そんなことを全部乗り越えて続けていくことですから・・・
続けることってのがやっぱり一番力になるんですよね!
by Balerie (2010-01-18 22:41)