This is it

お天気が回復してきた新潟・・・ものすごく寒くはまだないですね～

昨日、午前中に学校から娘が電話を掛けてきた・・・「自分のクラス、学級閉鎖になった、今から帰る～」ですって・・・・

あの～・・・・・今日、小中間テストで、ＯＣと数学の試験があるはずなんですが・・・・学級閉鎖ですか・・・そう、娘のクラスは試験すら受けられない・・・でも、どうやら試験は実施される模様・・・・で、あんたたちはどうなるの？と聞けば、「さぁ～・・・・」・・・・・

そして、ほんとうは本日３者面談だったはずなのに、生徒は自宅軟禁なので、先生との２者面談へ・・・う～～～～変わり者の娘、先生になんと言われるやら・・・ちょっとドキドキ・・・・

娘が早々と帰ってきたので、夕方、ワーナー・マイカル・シネマズの二人ＤＡＹの割引を利用して、マイケル・ジャクソンのThis is itを見に行ってきました。１１月２７日まで上映されるようです

最後の公演のリハーサルを集めた映像・・・・・評判はすばらしくいいが、どんなんだろう・・・と思っていました・・・

見に行って本当に良かったです・・・あの才能がもう、この世にないってのがものすごく残念でなりません・・・

 

 

２時間も上映するほど、ビデオの記録が残っているのかと思っていたのですが・・・メイキング映像、十分見ごたえがある映画に仕上がっています・・・

ストイックにリハーサルを精力的に繰り返すマイケル・ジャクソン・・・・びっくりしたのは、２０代と思われるバックダンサーたちの踊りに、５０歳になったマイケルがぜんぜん負けていなかったこと・・・立っているだけで存在感がぜんぜん違います

どうみても体の使い方が他のダンサーと違います・・・・ものすごく細くて、筋肉なんてほとんど感じられないのに、どうやって動いているんだろう・・・って思える・・・でも、天才的に重力を感じながら、けして外れない重心・・・すごいです・・・

しかも、音楽的にも驚異的な絶対音感・・・キーボードやベースを指導するときも、キーが全く外れない・・・リズム感、それに間の採り方・・・・スタッフにもプロ中のプロが集められているのに、マイケル・ジャクソンの感覚には太刀打ちできない・・・

スタッフや、バックをやっている方々へ対する思いやりもにじみ出ていました・・・人に対して、神様に対して感謝の言葉を多々口にするマイケル・ジャクソンに対して、スタッフが「まるで教会みたいだな・・・」って口にするシーンも・・・

天才ってこういう人のことなんだ・・・って思ってしまいました・・・・そして、ものすごく残念だったのは、あまりにもその奇行が目立ってしまい、彼の才能のほうに目が向けられなかったこと・・・その才能ゆえに、金儲けの対象にされてしまったり、傷つきやすかったのかもしれません・・・・・あまりにも惜しい人を亡くしてしまったんだなぁ・・・って思います

人は人の一部分だけを見て、その人を判断してしまいがちです・・・でも、それでいいのでしょうか？それがその人の本質なんでしょうか？自分の考え方と違うから、その人はダメな人なのでしょうか？・・・・・・・・・そんなことを考えてしまいました・・・・・・

そして、その世間の冷たい視線が、１人のひとの才能をつぶしてしまっているのかもしれません

みんなちがってみんないい・・・・金子みすずの詩を思い出しました・・・・

地球は傷ついている・・・それを止めるために、自ら立ち上がろう・・・っていうメッセージは、この映画から十分伝わりました・・・・このコンサートが実際に行なわれていたら・・・どれだけの人に、このメッセージを伝えられたでしょう・・・・

最後の最後のエンディングに「Heal　The World」が流れてきました・・・・

この曲は娘が最後の全日本小学校バンドフェスティバルで大阪城ホールで演奏した曲・・・・・ひまわりさんや、ちょうさん、病気療養中のお友達にとっても思い出の曲になります

これを聞くと、あの頃の思い出が走馬灯のようによみがえってきました・・・・

みなさま、チャンスがあるのなら、どうそ、この映画を見てあげてください・・・きっと何かを感じて、帰ってくることができる・・・そう思います・・・・

タグ：THIS IS IT マイケル・ジャクソン

コメント 4

マイケルは天才ですから・・。
まだお若く、これからだったのに。
残念なことです。世界的な損失ですネ。
バレエとはまったく違う動きが面白くて（できないけど）
憧れを持ってしまいます＾＾
by つなみ (2009-11-10 11:58) 

マイケル・ジャクソンさんは本当にかっこいいですよね。亡くなってしまわれたことは残念でなりません。奇行が先走り、色々な事を言われ、傷ついていた…というのに私も同感です。皆が違っていていいのですよね！一面だけで判断し、心ない言葉を発する場面、私の周りにもよくあります。今朝もそんな話を会社の仲間から聞き、心が傷みました(;_;) 「私は貴方の努力をそばで見ているよ！苦しいけど私も一緒に頑張るよ！」そぅ声を掛け、出かける仲間を見送ったのでした。仕事は結果で評価されて当然です。結果を出すまでのプロセスだって大事です。結果だけで評価され、言い過ぎだろ？と思う位に責めたてられた仲間のモチベーションが下がらないよう、フォローしなくちゃp(^^)qと思うひまわり(*^∇^*)でした♪娘さんのクラス、学級閉鎖ですか我が娘のクラスは、他クラスが続々と閉鎖しているなか、元気ピンピンらしいです(;^_^A一番濃～い(？)菌が最後にやってきたりして(T_T)
by ひまわり (2009-11-10 12:34) 

つなみさん

コメントとnice!をありがとうごいます！

本当にマイケルって天才だと思いました・・・・
若いうちにお金をたくさんもらいすぎて、かえって才能を出す機会を失ってしまったのかもしれません・・・
もう、あの踊りが見れないのかと思うと、ほんとうに残念です
by Balerie (2009-11-10 20:39) 

ひまわりさん

コメントありがとうございます！

まぁ、確かに整形したり、黒人の肌を白くしたり・・・それはとっても変わっていましたが・・・・
彼の本質はそんなところにはなく、音楽や踊りの中にあったんですよね・・・
それを私たちも見失ってしまっていました・・・

人っていろんな方向からみれば、良いところがたくさんあるのに、どうしても自分の受け入れられないところがあると、全否定されてしまいがち・・・
ひまわりさんも人を使うお仕事だから、よけいに人を多面的に見なくてはいけないですよね・・・
おっしゃるとおり、仕事は結果を出さなくちゃいけない、でもそのプロセスが結果よりも大切な時だってある・・・・言葉ってのは一度口を出たら、二度と戻すことができないから、ちゃんと考えて発言しなきゃね・・・・

娘のクラスは明日から復帰らしいです・・・お嬢さんにインフルエンザがうつりませんように・・・
by Balerie (2009-11-10 20:46)