思わぬ副産物

バンクーバーオリンピック終わってしまいましたね～～～

開会式は、聖火を持った４人が、４本の柱で構成される聖火台に一斉に点火するはずだったが、１本は機械の不具合でせり上がってこなかったんですよね～～～

聖火台に点火するはずだった選手が茫然自失・・・・このため、各メディアから散々こきおろされることになり、運営上の失敗の象徴的な存在として取り上げられてきました。

ところが、　閉会式では、会場に現れた道化師が、その４本目のコンセントをつなぎ、見えないロープを引っ張って持ち上げた。開会式では、ぼうぜんと立ちつくすしかなかったスピードスケート２大会連続金メダリストのカトリオナ・ルメイ・ドーンさんが笑顔で聖火台に点火。会場から拍手がわいた・・・

失敗も失敗で終わらせない・・・・結果的に面白い演出で会場を沸かせることになったんだから、すごいものです。

 

昨日、父がお世話になる予定の病院（病気療養中のお友達が入院している）へレントゲン写真と紹介状を持ってお話を伺いにいきましたが・・・・

手術中の先生が、診察室に戻ってきて話をしてくださったのですが、レントゲンを見る時間がない・・・で、本日改めて、お話を伺いに行くことになりました・・・２度手間になってしまった事を恐縮する先生・・・とんでもございません・・・前もって事前に電話連絡しなかった私が悪いのです・・・

帰りがけに、ちょっとだけ病気療養中のお友達の所へ寄る・・・ほんとは面会時間じゃないから、ダメなんだけど・・・現在治療を受けているわけではないので、日曜日に外泊していた友人の様子を伺いに行ってみた・・・

ちょうど昼食時間になってしまったですが、お友達は食事を完食、調子もよさそうでした・・・

もう少しで卒業式・・・それにも無事に出席できそうで、ほんとうに良かった・・・後は卒業式の天気が良くなるといいなぁ・・・って思います

そこで、彼女のお嬢さんと同じクラスのおかあさんAさんがひとりでお見舞いにいらした話を聞いた・・・おそらく友人が入院してから初めて・・・・じつは、その方のお嬢さんと友人のお嬢さんは同じクラスになってから、関係がちょっとギクシャクしていたのです・・・

Aさんがお見舞いに行った事を彼女のお嬢さんBちゃんに話したら、Bちゃんが怒って泣いたと言う・・・聞けば、もし、まるっきり立場が逆で、病気療養中のお友達がAさんをお見舞いに行く立場だとすれば、ぜったいにその娘を連れて行った・・・なんで、お母さんは自分ひとりで行ったのか・・・なぜ、私を連れて行かなかった・・・と言ったそうです・・・・

関係があまりよくなかったBちゃんと病気療養中のお友達のお嬢さん・・・・でも、１０代の多感な時期の中、ちゃんと感じる部分があったのですね・・・・

Aさんは、その後、Bちゃんを連れて病室を訪れたそうです・・・・その時に、病気療養中のお嬢さんも病室にいらっしゃって、中学生は二人で病室を出て、どこかで二人で話をしたそうです・・・何を話したのだろうか・・・・でも、その後、Bちゃんはお嬢さんのことを気にかけてくれるようになり、クラスでも話をするようになったそうだ・・・・

卒業式まであと一週間・・・Bちゃんの発した「言葉」が事態を変えたのです・・・・思っているだけではダメなんです・・・・声にして行動しなきゃ変らない・・・・

中学生ですから、さまざまな事があります。特に女の子は気持ちが不安定になりやすい・・・その中で、人を傷つけたり傷ついたりしてしまいます・・・でも、ちゃんと向き合えば人はいつ、いかなる時でも変っていけるのです・・・・

友人が入院していなければ、もしかしたら、彼女たちの向き合うチャンスはなかったのかもしれません・・・友人の病気は悲しいことですが、思わぬ副産物・・・・自分の思いをごり押しするのではなく、神様におまかせすれば、こんな思わぬことが起こるんだ・・・と感動・・・

中学生二人、よい思い出を胸に、卒業していってくださいね・・・・

 

で、思わぬ副産物が実はパパたちにも・・・・・

病気療養中のお友達のパパさんは私たちに気を使っていらっしゃるのか、私たちが病室におしかけると、だまって席をはずされていたのですが・・・・最近は一緒に会話をされる・・・いっしょに私たちのバカな話に付き合ってくださる・・・

あーーーーほんとすみません・・・ろくな話をしに行かなくて・・・でも、そうやって居てくださるだけで、なんかホッとします。病室に行ってもいいんだ～～って思えて、うれしい限りです。友人も私たちとの共通の話がパパさんとできて楽しそう・・・共通の話題があるってのはいいですよね～～

 

で、昨日はひまわりさんのメールにビックリ！

彼女は病気療養中のお友達をとおして、食事の大切さを感じるようになったので、食材の宅配、「ヨシケイ」さんを毎日利用している・・・ヨシケイは材料は持ってきてくれるけど、自分でつくらなくちゃならない・・・でも、パンフレットには作り方もこまごまと書いてあるので、男性でも中学生ぐらいでもちゃんと作る事ができるのです。

彼女は夕方我が家へ寄ってくれたのですが、相変わらずおしゃべりな私たちは玄関先でも喋りまっくって帰りが遅くなった・・・・

ところが、彼女が帰宅したら、お仕事がお休みだったご主人が晩御飯を作っていた・・・というのだ・・・・我が家ではありえん・・・・

ヨシケイを取り始めたときはパパさんはそれに不満だった・・・と聞いていたような気がするが・・・自分の食べたいものが食べられないなんて・・・・って・・・・

なんかうれしい変化ですよね・・・家族っていいな・・・って思いました・・・私のさしあげた「生姜ごはんの素」もご夫婦で楽しんでくださったようで、よかった～～～

お料理を作って遅れたときは、う～～～んとパパさんを褒めて、またお願いしていましましょう！！

 

最後は我が家のツレ・・・運動しないと病気になるよ・・・ってさんざん言っていたら、私がインストラクターを務めるジムのメンバーになって、週に３回ぐらい、運動しに行くようになった・・・現在は走ることにはまっているようですが、今年の新潟マラソンにでてみようかなぁ・・・などというようになった・・・

大きな変化ですよね・・・・

 

病気療養中の友人を軸に生まれるさまざまな副産物・・・・なんか、良い方向へ向かっていけるエネルギーに変っていっているような気がする・・・今度は子供たちやパパさんたちを含めて、またワイワイと盛り上がられたら、もっと楽しいかもしれない・・・

以前、小学校の部活を親子、夫婦で楽しんだように・・・・

タグ：思わぬ副産物 病気療養 中学生 変れる 家族

コメント 3

昨日は夕飯時にbarelie さん宅へ押し掛け(^^;大変失礼しましたm(__)m色々話ましたが Aさん Bちゃんの話には感激しました。皆それぞれ色々あるけど卒業前に心が通じたことで Bちゃんと療養中友人のお嬢様は素敵な中学校生活の最後を迎えることができましたね！卒業式まで数日…最後まで楽しんで欲しいと思います♪療養中友人のご主人様私が病室に伺った時も一緒に話をしてくれるんですよ！私、とても嬉しいです～皆で一緒の時間を過ごせる幸せをしみじみ感じる今日この頃。皆で一緒に居れるって決して当たり前ではないものね。チリの地震ﾆｭｰｽを見て尚そう思います。また病室に遊びに行きますのでこれからも宜しくお願いします♪昨日barelie さんにいただいた生姜ご飯の素！美味しいですね～！我が家の主人はﾆﾝﾆｸも生姜も大好きなので大喜びです。ありがとうございます！食材宅配…そぅそぅ…食べたいものが自由に食べれないとか、ﾚｼﾋﾟ見ながら作るの面倒とか最初は嫌がってましたが、私の帰りが遅いと作ってくれるようになりました。ありがたいです。褒めまくり作戦でこれからも協力してもらお～っと…ここだけの話…主人が作ったほうが実は美味しいんです主人、料理上手なんです…(￣□￣;)
by ひまわり (2010-03-02 12:43) 

ひまわりさん

コメントありがとうございます！

思わぬ副産物ですよね～～～
なかなか女の子同士って仲直りするの、とっても難しいですもの・・・
でも、お母さんが病気・・・って状況が、中学生たちの心の中に、１つの波紋として広がって
新しいステップを踏み出せたんですよね・・・・

最近、病気療養中のお友達の周りではさまざまな変化が起こっていますよね
しかも、家族ぐるみで変わっていっている・・・とてもよいことだと思っています
家族で居られる時間ってほんとうに貴重なんですよね・・・

それにしてもご主人偉いですよね～～おなかが空いたら文句を言うのじゃなくて、ちゃんと作ってくれるってのが素晴らしい！
しかも上手だなんて・・・羨ましすぎ・・・
by Balerie (2010-03-02 22:49) 

あんぱんち～さん

ご訪問とnice!をありがとうございます！
by Balerie (2010-03-02 22:50)