授業スタート！！

日本文理高校は水曜日が始業式だった。昨日はテスト。

今日から授業がスタートします。私の授業は２時限目と３時限目、２年生の生物を担当・・・夏休み明けは生徒の頭がついてこないから、たいていさまざまな話をしてみたり、生物の授業に関係するゲームをやってみたり・・・

怒涛の夏が過ぎた今日は何をしようか・・・・ケッコウ悩んだが、私の見た甲子園の話をして、その後は普通に授業をしよう・・・って昨日思ったのに・・・・

今朝、朝日新聞から、昨日ブログのネタに上げた『甲子園ヒーローズ』が新聞とともに届けられていた・・・

全国から集まった高校球児の話がいちおうくまなく出ているが、日本文理の話題が多い。しかも、取材日記をちらっとみたら、８７年から１８年間ずっと夏の高校野球の決勝を見てきた記者が、「こんな決勝は見たことない」・・・と書いている・・・

うーーーーん、やっぱり予定変更・・・やはり甲子園ネタの話をしよう

昨日もなぜ、文理の子達が９回２死から、あの劇的な打撃ができたか特集（新潟限定）をやっていたけど、２アウトになった直後、打席に入った切手君、ものすごくいい笑顔・・・ってか信じられん・・・なぜ、あの場面でニコニコ楽しそうに笑ってられんのか・・・自分がアウトになったら、甲子園のすべての試合が終わるって場面ですよ・・・普通は緊張するでしょう・・・でも、彼らは違う・・・

ふーーーーん、これはなかなか面白そうだ・・・実際に文理にいる身として、ちょっと文理の生徒たちを分析してみたくなった。

文理高校は他の部活も全国レベルのものがいくつもあります。なぜ、中学時代ほとんど目立たなかった生徒たちが、文理に来ると強くなるのか・・・はっきり言いますがお勉強は今ひとつです。ほんとうに運動ができる生徒は、そこそこ頭も切れる・・・と私は思う。だから、文理の子って能力っていうよりも、気持ちの差が大きいのではないか・・・って私は読んでいる。

気持ちの強さが運を引き寄せるなら、それは運動部の子達だけでなく、どの人にも応用できるのである。病気と戦う時だって、仕事だって、介護で頑張らなくちゃいけない人だって、いざという時に力が発揮できれば、それほど強いことはない・・・・・それを考えてみたい、見てみたい・・彼らの土壇場の強さはなぜ、発揮できるのか・・・

 

新潟日報社から、「あきらめない」というタイトルかどうかわからないけど、日本文理高校の甲子園での軌跡をたどった本が出る・・・という

http://nnj-book.jp/html/notice.html?date=20090827100444&db=nnjnet

これも予約しよっと。予約すると、新聞配達と同時に届けてくれるから、とってもありがたい

で、甲子園に絡めて話したい話のネタがこの本

イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫

• 作者: 児玉 光雄
• 出版社/メーカー: 東邦出版
• 発売日: 2004/12
• メディア: 単行本

野球ネタの本を自分が読むとは思わなかったけど、実はイチローのカラダの作り方に以前から興味があったので、買ってみました。うちのあんまり本読まない生徒たちにもわかりやすく書いてあると思います。

イチローは天才ではなく、努力の人。うちの野球部の子供たちのＴシャツには『能力の差は小さいが、努力の差は大きい』・・・って文字がでかでかと書かれている・・まさに、イチローのこと・・・

 

分析するのが大好きな私・・・さまざまな事象から、さまざま事が学べるのである。それが自分を成長させてくれる。

さて、どんな授業になりますやら・・・・自分も楽しんできます。

 

タグ：日本文理 甲子園ヒーローズ あきらめない 授業 イチロー思考

コメント 6

「能力の差は小さいが、努力の差は大きい」なるほどそぅですよね。感動をありがとう…で終らず、自分に置き換えて、何を目指しているのか、自分はどうしたらいいのか、出来ているのか？私が1日1日を大切に一生懸命に生きる姿であれば、娘も必死に部活・勉強に励むよぅになるのだ…と思いました(;_;)頑張ります！
by ひまわり (2009-08-28 12:55) 

ひまわりさん

コメントをありがとうございます！
「あの人は運がいい」とか「才能があるから」・・・といって自分が努力しないことを棚に上げがちになるけど、それじゃダメなんだよね
遺伝子的にはほとんど差はないんだそうです
でも、なにかをやり遂げるには努力って以外絶対無い
親が一生懸命生きている姿を見せるのは大切だと思います
子供は絶対に見ているからね
そうそう、今日ドラッグストアで病気療養中のお友達にバッタリ会いました！
とっても元気そうで、食事もできているって・・・
また治療が始まると、大変なんだろうけど、今は小休止ってとこかな？
元気な顔が見れてとってもうれしかったです
by Balerie (2009-08-28 20:22) 

もう始業式なのですね。
ハードスケジュールですが、がんばってほしいです。
日本文理のみなさん、感動をありがとう！
by こりす (2009-08-29 03:46) 

こりすさん

体調はいかがですか？
文理なんてまだまだ遅いほうです
娘の学校（高校）は８月２０日から学校でした
今年は国体があるので、余計に早いんです・・・
まだ、授業をするって感じじゃないです～
by Balerie (2009-08-29 07:07) 

『甲子園ヒーローズ』本日本屋さんで購入しました！
もう本当にいい写真が満載で、しかも全試合の写真、コメントが出ているんですね。
決勝戦の最後の伊藤君の打席で「伊藤コール」が起こった時、伊藤君泣きそうになったんですね。
いろんな記事が沢山あって読み応えあります。
これは永久保存版だわ～！

それで前にBalerieさんの記事に伊藤君のお母さんが昨年亡くなられていたと書いてありましたよね。
日報には伊藤君の両親の記事＆写真が載っていたので？？？と思っていたのです。
決勝戦の９回、ファ－ルグランドで三類手と捕手が譲り合って球が落ちた時、吉田君が
「もしかしたら、お母さんが力を貸してくれたのかもしれません。」
と言われたそうです。
吉田君の母・孝さんは昨年１月、子宮がんで早世した。と書かれてました。
伊藤君の母、真由美さんはお元気ですよ～！
by ピッピ (2009-09-05 21:57) 

ピッピさん

たくさん甲子園関連の雑誌が発売されて、いままで無頓着だったのでびっくりしてしまいました。
今日も新たに２つの雑誌をみましたが、まぁ、それはかわずにおきました
そうそう、伊藤くんの記事はサイトで見つけました。
私自身も知らなかったのでびっくりしてしまったのですが、吉田君と記者さんが混同したようです
それを私が調べもせずにのせたみたいでうかつでした・・・
そう、伊藤君のお母様はお元気で、決勝のときにテレビに映ってましたよね～
記事は訂正しておきます

吉田君は一年の時に担当していて、出席簿を調べたら、やはり２００８年の一月に忌引きになっていました。
すっかり忘れていました・・・忌引きになった後も、すぐに学校へ戻ってきて、結局そのあとは無欠席でした。
えらいなぁ～って思います
by Balerie (2009-09-06 18:28)