孤独に耐える人々・・・ [生活雑記]
ほ～～んと寒かった・・・完全に季節が逆戻りしていますよね～～
病気療養中のお友達の調子はいかがかな？病院は温度管理されているとはいえ、やっぱり低気圧とかの影響ってあるから、気になります。
午前中試験前のダメだし授業・・・余裕があるクラスは一人一人と会話しながら、プリントとかをやらす
生徒一人一人を知るための貴重な時間・・・実は大好き・・・勉強のやる気のない子もここで関わることによって、ちょっとずつ変わってくれるからおもしろい
問題山積みの１年生も、だんだん質問ができるようになってきた・・・授業中にも授業が終わった後にも質問に来てくれる・・・わかるととっても嬉しそうに帰っていく・・・頑張れ！一年坊主たち！
授業が終わると、急いで買い物を済ませて、家に戻りしばしの休憩の後、バレエの教えに出かける・・・その後父の病院へ洗濯ものと差し入れのヨーグルトを持っていく・・・
明日から茨城へ行くために、来週水曜日まで病院へ行かないので、どうしても今日中に洗濯ものを届ける必要があったのだ
父は今日は面会室にまで出てきた・・・ずいぶん落ち着いているようだが、何もする気が起きないほど寝ている・・・という。大好きな大相撲も見ているのがしんどいから、寝てしまう・・・
こんな状況は初めてなのでちょっとびっくり・・・その上おなかがすいてショウガナイそうな・・・ヨーグルトだけではたりない・・・ということで、ちょっとしたスナックをほしがる・・・
ところが売店が午後５時で閉まってしまう・・・病院に着いたのが５時を回っていたから、おやつを父に届けるためにはちょっと離れたコンビニまで行かなくちゃならない
父は病院から一歩も出ることができないのだから、おやつぐらい買ってあげたいと思う・・・それにしばらく病院へ行けないのだから・・・というわけで面会が済んでから、おやつを買いにいったん面会室を出る・・・
父が入院しているのは精神病院の閉鎖病棟・・・すべてのドアには鍵がかけられ、もっとも重篤な精神病の患者がはいる病棟だ・・・管理はかなり厳しい・・・
その病棟を出て、エレベーターに乗るために廊下に出ると・・・・廊下に面した窓のところに、多くの女性の面々が張り付いて、私の方を見ていた・・・そう、閉鎖病棟の患者さんたち・・・
こんな見送りと受けたことがたいので、手でも振ったらいいのかな？って思っていたら、見送っていたのは私じゃなかったんだ・・・ってすぐに気がつく・・・
本日退院する女性を、患者さんたちが涙涙で見送っていたのだ・・・
女性は鍵が開けられた病棟を出て、窓に張り付いてる女性たちに歩み寄って、声をかけている・・・
「みんな、元気でね、元気になったら家に遊びに来てね・・・」
これはとっても珍しい光景だなぁ・・・って思ってしまった。精神病患者の方々は他人にあまり興味を示さない・・・自分の中に入っていしまって、外の世界とうまくやっていけなくなるから、精神病・・・とも言えるのだ・・
ところが、この閉鎖病棟の患者さんの多くがこの方との別れを惜しんでいる・・・この人、どんな生活をここで送られたいたんだろう・・・たぶん、他の患者さんにやさしく接していたんじゃないのかなぁ・・・
この方のご主人は南方系の外国人の方だった・・・お迎えにいらしていたのですぐに分かった・・
そして、彼女が言った次の言葉を聞いて涙がこぼれそうになった・・・
「この病院は大丈夫だから・・・大丈夫だからね、みんな、元気でね・・・」
この方はおそらく何回か精神病院へ入院されているのだろう・・・精神病院もいろいろあって、親身になってくれるところもあれば、まるで飼い殺しのような扱いを受けるところもないわけではない・・・
精神病はだれでもなる可能性があるにも関わらず、今でも、何か恐ろしい物のように思われている節がある。
そして、残念なことに、とても完治の難しい病気なのだ・・・
発病すると、何ども入退院を繰り返すことはめずらしいことじゃない・・・閉鎖病棟にいらっしゃる方々の多くが何度かの入院を経験しているんだろうなぁ・・・って思う・・・
精神病だけじゃなく、病気で苦しんでいる多くの方々はとっても孤独だと思う
若ければ若いほど、孤独とか焦燥感とかそういうものを感じていると思う・・・健康であったらできるはずの普通の生活がおくれない・・・仕事とか子供のこととか、ごくあたりまえのことが病気のためにできない・・・それだけでも、大変なのに、病気が長くなればなるほど、きっと気持ちの上での孤独感は強いと思う
精神病の方々はもっとも孤独な戦いをしなくちゃいけない病気なんじゃないかなぁ・・・って思う・・・特に閉鎖病棟に入っている人のお見舞いができる人間は限られる・・・面会をする際には、毎回用紙に患者との関係を書かなくちゃならない・・・・大体、刺激がダメだからめったやたら他人がお見舞いに行くこともない
長い入院になると、家族の足が遠のく方々もいる・・・看護師さんに週に１度でもいいけど、できれば２度来てくれるとありがたい・・・って言われた・・・もしかしたら、洗濯ものも病院へ頼んで、週に一度もお見舞いにこない家族もいるのかもしれない・・・
その中で、治るかどうかの不安を抱えながら、いつになったら外の世界に出られるのか・・・若ければ若いほど孤独で辛いと思う・・・
退院された方のご主人は外国人の方だったから、きっと苦労もひとしおだったんだろうなぁ…入院費だって半端じゃないよね・・・うちみたいに後期高齢者だから、負担分が１割なんてのは恵まれているんだ・・・
どんなに大変でも、こうやって普通に生活できることはとてつもなく幸せなことなのだ・・・愚痴や文句を言っている自分が情けなくなる・・・先の見えな両親との暮らしにちょっとだけ気持ちが疲れてるなんてのは甘いのだ・・・
この方々たちや病気療養中のお友達の孤独や不安から比べれば、なんて甘いんだろう・・・
病気の方々や困っているいる人に、声をかけるのをためらわないようにしよう・・・今の私にできることはちゃんとしなくちゃいけないのだ・・・
明日は我が身、だれだって、あのガラス窓の向こうの生活をしない・・・って言い切れることはないのだ・・・
忘れちゃいけないヒトコマに今日は出会った気がした・・・
今日のＢａｌｅｒｉｅさんのお話は胸を打たれました。
退院して去っていくお友達との別れを惜しむ入院中の方々。
どこの病院でも見かける風景なんでしょうけれど、その両者の間には壁があるという・・・
Baleriesさんのお父様だけでなく、入院中の皆さんが一日も早く壁の向こうから出られて、またお友達やご家族と会える日が来るといいですね！
しかし、急な成り行きで急遽入院された病院が『大丈夫』な病院で、ホントよかったですね～
週末は茨木でいろいろな手続き等が待っていると思いますが、頑張ってきてくださいね！
私は日曜日に入院中のお友達に会いに行ってきますね。
また様子をお知らせしますね～
by ちょう (2010-05-14 23:19)
深いお話ですね。普通に家で生活してご飯食べて仕事する…なんて幸せな毎日を私は過ごしているのでしょう…幸せな時間を過ごしているのに不満ばっかり叫んでいる私。反省しなくちゃね。病気と闘う辛さを私はまだまだ理解できていないのだろぅと思う。でも、何をするでもないけれど、出来るだけ療養中のお友達の側に居たいと思います。
by ひまわり (2010-05-15 21:15)
ちょうさん
コメントありがとうございます！
そして、病気療養中のおともだちのお見舞いもほんとうにありがとう！
病気になった方々は、それだけでも大変なのに、精神的にもかなりの苦労があるはずです
普通の生活をしていると、なかなかそれに気がつけない・・・
それを思い起こさせてくれたのが、昨日退院された女性の方・・・
普通に生活できる幸せを、キチンと感謝しなくちゃいけませんね・・・
それにしても、病気療養中のお友達のおかげで、やっと入った病院が大丈夫な病院で、ほんとうに良かったです・・・
父もずいぶん落ち着いて生活できるように慣れたのは、
やさしい看護師さんたちのおかげと感謝しています
ちなみに今の病院は男性の看護士さんたちがとっても多いです
by Balerie (2010-05-15 21:49)
ひまわりさん
コメントありがとうございます！
そして、お見舞いありがとうございます！
普通に生活できることが、ごく当たり前にできてしまうと
それが、ありがたくもなんともなく感じてしまう・・・
それじゃだめなんだよね・・・
そんな大事なことを教えてくれるのが精神病院に入院されている方々だったり、
病気療養中のお友達だったり・・・
そんな大変な生活を送られている方々を心から尊敬するし
その方々のために、できることを心底してあげられたらいいなぁ・・・って思います
by Balerie (2010-05-15 21:54)
Đọc hay lắm, tôi vừa chuyển nó cho một người bạn đang nghiên cứu về nó. Và anh ấy mua bữa trưa cho tôi khi tôi thấy anh ấy cười để tôi nói lại nhé: Cảm ơn vì bữa trưa!
https://www.sportstoto.link/
https://holyname.xyz
https://majorsite.info
https://majorsite.one
https://oncablog.one
by 토토사이트 (2023-04-11 13:39)